ふとん太鼓の形式とその特徴
形式 | 特徴 |
堺型 | もっとも大きな特徴はふとんの下にふとん台と小屋根がついている事と 柱が地べたについている所まですべて一本の木で作ってある通し柱 (四本柱)。 |
淡路型 | 大きな特徴としては五段のふとんの下に薄い板を数枚重ねたような タガヤが施されている。淡路島では、ふとんだんじりとも呼ばれる。 移動のため、祭礼の時には底部に車軸をつける地域が多い。 神社への奉納において、担ぎ手がだんじり唄を披露するところも多い。 |
大阪型 | 布団の角度が小さく彫り物中心のふとん太鼓。土呂板や欄干、雲板にも 彫刻が入る。その中でも雄太鼓と呼ばれるものもあり、飾りが少なくシン プルなのが特徴的である。 |
その他 | 堺では上記の3形式の太鼓台が担がれ、各神社に奉納されているが他にも 貝塚、泉佐野等では独自の形式のふとん太鼓が担がれております。 また、全国で見ますと、瀬戸内を中心にかなり地域にふとん太鼓が存在 しておりまして、其々が地域性や文化と供に様々な形のふとん太鼓が 存在しております。 |